このブログでは、過去10年間で培った知識と経験を言語化し『盛り上がって喜ばれる二次会の開き方』をわかりやすく発信しています。
結婚式の二次会では、ゲームをして景品を渡す、というのが言わばメインイベント。
【二次会 ゲーム】で検索すると、それはもういろんなゲームがズラリと並びます。
その中で「本当に盛り上がるゲーム」は、いったいどのくらいあるのでしょうか?
実際に結婚式の二次会というのは「仲の良い友達が集まる場所」です。
何が言いたいかというと「ある程度何をやってもそこそこ盛り上がる」というが実際のところです。
つまり、【二次会 ゲーム】で検索して出てくる
- 絶対盛り上がる!
- 120%盛り上がる!
と書いてある二次会のゲームは「ウソではない」ということ。
肝心なのは「盛り上がる」と「楽しい」は違う、ということです。
『なんかまわりが盛り上がってるから一緒に盛り上がっておくか』という経験、あなたにもあると思います。
例えばスポーツ観戦。
まわりのお客さんが盛り上がってメガホン叩いてるから、自分もメガホン叩いておこう。
という状態と似ているかもしれません。
その時、確かに「盛り上がってはいる」けども「楽しいか」と聞かれたら、ちょっと違うと思うんです。
そこで今回は「楽しくて盛り上がるゲームに共通する2つのルール」をご紹介します。
Table of Contents
楽しくて盛り上がるゲームに共通する2つのルール
過去10年間、約1500組の二次会を担当させていただき、ありとあらゆるゲームをしてきました。
ビンゴゲームはもちろんのこと、新郎新婦が引いたカードの条件に当てはまる人は脱落していく「脱落ゲーム」や、大画面のスクリーンで新郎新婦のクイズを出題し、ゲストの皆様がスマホで解答した答えがスクリーン上に反映される「投票型クイズ」など、100種類近くのゲームを実践してきてわかったことがあります。
楽しくて盛り上がるゲームには共通点がある、ということ。
ルールが簡単(説明不要なレベル)であること
最後まで全員に景品が当たるチャンスがあること
この2つです。
どちかかが欠けていてもダメで、両方兼ね備えているゲームでないと「楽しい」と「盛り上がる」は両立できません。
詳しく解説していきます。
ルールが簡単(説明不要なレベル)であること
二次会では、お酒を飲んでいるゲストさんも大勢います。
そしてゲームが始まる時間帯というのは二次会の中盤、まさに酔いがピークに達している時なんです。
そんな中例えば
今からゲームを始めます!まずは隣の席の人とじゃんけんをして、勝った人はAテーブルに集まってください。負けた人はBテーブルへ。次にAテーブルで横にいる人とじゃんけんをして、負けた人はFテーブルに移動してください。勝った人はそのままAテーブルに残り、全員でじゃんけん。勝った3名に景品をプレゼントします。Bテーブルの人も全員でじゃんけんしていただき、勝った人はCテーブルへ。負けた人は…
とこんな説明をされたら「うん。何がなんだかよくわからないね。」となってしまい、よくわからないままゲームがスタートするので、盛り上がることもなく終わっていきます。
つまり、どれだけ面白そうなゲームであってもルールが簡単でなければ盛り上がらないということ。
たった一人にでも「めんどくさい」と思われたら終わりです。
幹事さんグループで二次会のゲームを決める際、まずはそのゲームが「ルールが簡単かどうか」を議論する必要があるかなと思います。
最後まで全員に景品が当たるチャンスがあること
例えば二次会では人気の「トイレットペーパー早巻き大会」ですが、参加する人にしか景品が当たらないというルールだと、参加できないゲストさんにとっては何も面白くないゲームになってしまいます。
景品が当たる可能性ゼロなゲームって、どう考えたってつまらないですよね。
「テーブル対抗」など、各テーブルの代表者が前に出て、優勝した人がいるテーブル全員に景品が当たる、とかなら良いと思います。
その点、二次会ゲームの定番中の定番であるビンゴは、ものすごく上手に作られているなと感じます。
「ルールが簡単」で「最後まで全員にチャンスがある」という、楽しく盛り上がるゲームのルールを2つともクリアしています。
だから定番なのか、と納得はいくのですが、やはり個性的なゲームをしたいと思うのが本音だと思います。
二次会ゲームの新定番「宝くじゲーム」とは
そんな「誰もやってないゲームをしたい!」という新郎新婦様の期待に答えてきた【宝くじゲーム】をご紹介します。
使用するのはこちらのチケットのみ。
百聞は一見にしかず、ということで、実際にどれだけ楽しく盛り上がるかをご覧ください。
ルールは簡単で「新郎新婦が当選番号を読み上げ、チケットの数字が一致した方は景品ゲット」という至ってシンプルなルールです。
では、なぜそんなシンプルなゲームがここまで盛り上がるのか。
それは、TICKET ID、つまりは「当選番号」にヒミツがあります。
番号をすべて連番にしておくことで、新郎新婦が最後の一桁の数字を読むまで「自分が当たるかもしれない」と思っている人を強制的に10人作ることができます。
つまり先程の動画で言うと「1.1.6.4」までは同じ数字が書いてある人が、会場の中に10人はいるということ。
さらに「1.1.6」までは、会場にいる全員が同じであるということです。
だから新郎新婦が数字を読み上げるたびに
いち!→「うぉー!」
いち!→「うぉー!!」
ろく!→「うぉー!!!」
※ここまで全員一緒
よん!→「うぉー!!!」&「うわぁぁ(TдT)」
※ここで当選者が10名に絞られる
きゅう!→「うぉー!!!!!」&「うわぁぁ(TдT)」
※10人の中から一人だけ当選
実際にサイコー二次会がプロデュースする二次会では、もうひとつ「仕掛け」を入れてるのですがそこは企業秘密ということで。
ここでひとつ疑問に感じることがあるかもしれません。
「ゲームで使うのはTICKETなのに、ゲームの名前は宝くじゲーム?」
ここには明確な狙いがあります。
そもそも「宝くじ」を渡してしまうとゲストさんは「あ、宝くじの抽選があるんだな」と容易に想像がついてしまいます。
ただ「TICKET」にしておくことで「何に使うか」までは想像しにくくなると思います。
さらに「チケット抽選会です」と言ってゲームを始めるよりも「宝くじ、大抽選会~!」と言ってゲームを始めた方が、ゲストさんからしても「今から何をするのか」が一発でわかります。
さらにビンゴと違い「一人目の当選者が出るまでの時間」が圧倒的に短くて済みます。
ビンゴは優れたゲームではあるのですが、参加人数に関係なく「一人目の当選者が出るまで」にかなりの時間を要します。
新郎新婦がいくら数字を読み上げても、誰もビンゴにならない、という経験をしたことある方もいるのではないでしょうか。
その点宝くじゲームは、当選番号を発表すれば即当選者が出る、というメリットが。
さらに「後半になると一度に数人ビンゴになる」という、誰にどの景品を渡せばいいのか一瞬パニックになってしまう幹事さん泣かせの自体も、宝くじゲームなら防げます。
手前味噌で恐縮ですが、これ以上の二次会ゲームが存在するなら逆に教えて欲しいぐらいです。
ということで、二次会のプロであるサイコー二次会は、日本中の幹事さんを応援します!
- 二次会でどんなゲームをしたらいいのかわからない
- 今まで誰もやってないゲームをしたい
- ビンゴじゃないゲームをしたい
そんな新郎新婦想いの優しい幹事さんには「盛り上がって喜ばれる二次会の教科書」とセットで、この宝くじゲームセットに新郎新婦のお名前とお写真を入れた「オリジナルゲームセット」を入れてお配りしております。
ぜひ、新郎新婦さんと相談してみてくださいね。
詳しい内容と期間限定の特典は下記【詳細はこちら!】よりご覧いただけます。
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